メープル様、貴方の配信にいつもお邪魔させてもらった者です。
貴方が本気で喜んだり、或いは言葉や出来事に涙したり。
紆余曲折ありつつも共にリスナーとして楽しみ、歩み、そして寄り添った日々の事は私は決して忘れません。
現実での事情により卒業という判断も、貴方にとっては断腸の思いであった事、察するに余りあります。
メープル様。
お礼といってはなんですが、貴方に贈りたい物があります。
私が経営するレストランへの招待状です。
小難しいマナーもドレスコートも必要ございません。
ただ、このレストランに書いてある注文に従って頂ければ大丈夫です。
まずは、体を十分に清めてください、石鹸やシャンプーを使う必要はございません。
次に用意されたクリームを、全身くまなく塗って下さい。
料理は15分と待たずに出来ます。
次に当店で用意された香水を振りかけて下さいい、少々酢の匂いがしますがお気になさらず。
そして最後に、当店ご自慢の塩をよく体に揉み込んでください。
大変お待たせしました、注文に従って頂きありがとうございます。
当店のジビエソムリエは味にうるさいですが、きっとお気に召されるに違いないでしょう。
メープル・シュナイダー さんへ
